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朝4時半の静けさが、私を整えてくれる。

ひとりの時間術

私の朝は、4時半から始まります。

かつての私は、朝がとても苦手でした。
できることなら、あと5分、あと10分…と布団の中で時間を引き延ばしたくなる毎日。

でも、ふと思ったのです。
“朝の時間を変えたら、私の暮らしも変わるかもしれない”と。

とはいえ、いきなり意識高く何かを始めようとすると、苦しくなるのは目に見えていました。
だから私はまず、「ただ起きてみる」ことから始めました。


誰もいないリビングで、ただ“いる”

朝4時半。まだ家の中は静まり返っていて、誰の気配もありません。
そのリビングに一人で座って、何もしない時間を味わう。

予定もタスクも作らない。
「何かをやらなくちゃ」と思わない。
ただ、じっとそこに“いる”。

最初の1週間、そして2週間。
少しずつ体が慣れてくると、不思議と朝が心地よくなっていきました。


真っ暗な朝の散歩が、頭と心を整えてくれる

冬の朝。まだ真っ暗な外に出て歩く。
一見すると「何を好き好んで」と思われるかもしれませんが、この時間が思った以上に私の頭をスッキリさせてくれました。

朝の空気、まだ誰も歩いていない道、聞こえてくる鳥の声。
歩くたびに、自分の中のザワザワが薄れていくのが分かります。

そのうち、夜も自然と早く眠くなるようになりました。
22時には就寝。
「どうにかして寝たい」という気持ちが、夜の時間をシンプルに整えてくれるようになったのです。


白湯と一冊の本が、暮らしをもっと豊かにしてくれた

白湯をゆっくり飲むことも、朝の習慣になりました。
そんなある日、1冊の本に出会いました。

『ずっとやりたかったことを、やりなさい』
著者はジュリア・キャメロン。

そこからYouTuberの大木春菜さんの“ノート術”にたどり着き、モーニングページという習慣を知りました。
朝一番、誰にも見せないノートに心の声をそのまま書き出すというもの。

これは想像以上に、心の整理に役立ちました。
言葉にならないモヤモヤが、ノートに書くことで可視化され、手放せるようになっていく。

「整える」というのは、片づけや掃除だけじゃなく、思考にも必要なことなんだと実感しました。

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「もっと寝ていたい」も、「一人の朝も」どちらも幸せ

4歳の次男が隣で眠っている姿を見ると、「もう少し一緒に寝ていたい」と思うこともあります。
その柔らかい寝息や、ぬくもりは、たしかにかけがえのない幸せ。

でも一方で、静かな朝に自分ひとりで過ごす1〜2時間も、また別のかたちの幸せ。
心が整って、ゆとりをもって子どもたちを迎えられる。

早起きのご褒美は、誰かに見せるためじゃなく、“私の心の静けさ”のためだったのだと、今は感じています。


早起きがくれた、心の安定

早起きをするようになって、一番変わったのは“気持ちの安定”です。
朝が整うと、慌ただしいはずの朝支度にも余白が生まれる。
家族の会話も、食卓の空気も、どこか柔らかくなる。

「私が整っていると、家も整う」
それを実感するようになりました。


みなさんへ

早起きは得意じゃなくても大丈夫。
最初は、ただ「起きる」だけでいい。
何もしなくても、そこに“自分だけの静けさ”があるだけで、心は少しずつ整っていきます。

忙しい日々の中、誰かのために走ってばかりのママこそ、
朝の数十分、心と暮らしを整える時間を味方にしてほしい。

それはきっと、暮らしに「余白」という名の幸せを運んできてくれます^^

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